ベクターグラフィックスを制作するための世界標準ソフトといえば、Adobe社の「Illustrator」ですね。
ベジェ曲線と呼ばれる独特の描画ルールで、自由な形のオブジェクト(図形)を描き、オブジェクト同士を重ね合わせることで、思い通りのイラストを表現することができます。
例えば、会社のロゴマークや、イベントのマスコットキャラクターや、新聞の折込広告や、ウェブページのデザインなどを自由に制作できるというわけです。
はっきり言って、これだけの機能でも十分すぎるぐらい十分なのですが、Illustratorのバージョン11(CS)からは、2Dで描いたオブジェクトを3D化(立体化)することができます。
専門的な3D制作ソフトとは違うので、本格的な3D空間を扱うことはできないのですが、それなりに遊べるツールというか、Illustratorの使い心地のままで気軽に3Dのオブジェクトを作成できるので、ちょっとした気分転換にはなるかもしれません(笑)
今回のエントリーでは、Illustratorの3D効果を試してみて、ツールの利便性や使い心地などについて考えてみたいと思います。
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