2008年01月18日

企業ロゴのあの感じはねぇ…

最近の企業ロゴはこんな感じ

現在は、例えば企業ロゴをデザイン・制作する際には、ほぼパソコンを用います。
でも、パソコンが無かった時代は、すべてアナログ作業でなんだかんだをやっていました。
テキストは専用の機械で印画紙(光を当てるとその部分だけ黒くなる紙)に文字を1文字ずつ投影し、それを切り貼りしていましたが、デザイン的な文字や図柄はすべて手書きでした。
もちろん企業ロゴも、烏口やロットリング、溝引きなどの、今では化石化しつつある道具やテクニックを駆使して描いていました。
当時は、大雑把な性格の人にはデザイン業務はできなかったのです。

 現在の企業ロゴのデザインと大元のデータ制作は、ほぼ100%の確立で『Adobe illustrator』が使用されていると思います。
イラストレーターは印刷技術とともに成長し、その世界を支配してしまいました。
つまり、イラストレーターで技術的に表現できる範囲が、現在のロゴマークの表現できる範囲という事になります。
現在のロゴマークデザインを見ていると、特色ベタ塗りか単純なグラデーションに、はっきりしたラインなど、その殆んどがイラストレーターの基本機能のみで作ってある感がプンプンします。
それがいけないという事では全くないのですが、手描きで描いていた頃の企業ロゴには、何でもありなだけに、もっとおもしろいものがたくさんあったように思います。
これは大昔の話ではなく、つい10年とか15年前の話なんですけどね。

こうやって考えてみると、Adobe Illustratorの影響力にはすさまじいものがあるなぁと実感してしまいます。
もちろん私も非常にお世話になっていますし、今ではイラストレーター無しでは、何もできません。

企業のロゴマークたるもの、ベクターデータでなければならないという考えが当たり前になり、色は特色3色程で、耐候性の悪いビビッドカラーは使わないようになど、いろんな制限がある中で、あえて手描きやビットマップのデータで、とっても不便な企業ロゴを作ってもおもしろいかも…
と思ってしまうのです。


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