2008年01月07日

本来の意味が忘れ去られたデザイン。

裾上げファッション

便利さや安全性を追求したり、必然的にそうなってしまったものの形が、いつしか世の中に流行し、本来の意味は忘れられても、そのままファッションやデザインとして残り続ける事がよくあります。
それらのいくつかを下記にまとめてみました。

 例えばズボンの裾
右足のズボンの裾を上げておくというファッションがありますが、もともとはニューヨークのメッセンジャーが、裾がギアとチェーンの間に挟まらないようにした実用的行為がファッションとなりました。

例えばハイヒール
中世ヨーロッパの女性達が、道に落ちているウ○コを踏まないために、つま先立ちで歩いていたため、疲れないようにカカトに棒を付けたのが、いつしかおしゃれなデザインとなりました。

例えば大きめの服
貧しい黒人さんの子供達が、サイズの大きなお下がりの服ばかり着ていた事が始まりで、いつしかダブダブの服がかっこいいという感覚が世界中に浸透しました。

例えばジーンズ
もともとは丈夫な作業着だったジーンズを、アメリカのスターが部屋着に使用していたことで流行しました。
今では作業着という感覚はありません。

これらのように、本来の意味が忘れ去られ、それがデザインの一部などとして残っているものは私的には全然OKです。
ところが、本来の使用目的があるにもかかわらず、それを使えない(使わない)ものとして、デザインだけを真似する行為はちょっとかっこ悪い気がします。

それが、例えばこれです。

RV車のスコップ

これは、私が年末の帰省中にも何度か見かけたものです。
このスコップの本来の目的は、ダートを走り、車がぬかるみでスタックした際、脱出するために使用します。
そういう目的で使用しているなら別にいいのですが、私が見たRV車は、全て傷1つ無いピカピカボディーに、アスファルトしか知らない綺麗な真っ黒タイヤ。
どう見ても、スタックする機会なんてないでしょ?という感じです。
しかも大変親切な事に、スコップが盗まれないように、盗難防止用の鍵まで付いている始末。
いざという時に、鍵がなかったらどうするのでしょう?ほんとにスコップが必要な人は、きっと車の中に入れていると思います。

これらの行為はまさしく、本来の使用目的を知っているにもかかわらず、決して使用する事の無い、デザインだけを真似している良い例です。
これと似たような行為には、丘サーファーや、決して水に濡れる事の無いサブマリーナなどがあります。

これらがかっこ悪いと思ってしまうのは私だけでしょうか?

私自身こんな事を書いているからには、まずは本棚に自慢げに置いてある、決して使う事のない百科辞典をどうにかしなければ…
と、ちょっと焦っています。

それから、遅ればせながら、2008年!明けました!おめでとうございました!
今年もどうぞよろしくお願いします。


posted by a2me at 20:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | アイディア・個人的妄想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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