
超個人的意見ですが、自動車がトランスフォームしてロボットに変身するあの『デュアリス』のCMの意図がイマイチわかりません。
私も、あのロボットの方だったら確かにほしいと思います。でも、実際に販売されているのは、あの車の方なのです。
あのCMを初めて見たときから思っていたのですが、製品の魅力を引き出すための表現が中途半端に大げさなため、実際には変形できないんでしょ?というマイナスの考えになってしまい、逆に製品の魅力を引き下げてしまっているように思います。
もちろん『自動車』としては優れた性能を持っているのかもしれませんが、CMのロボットほどの機動力はないでしょ?というわけです。
それでは逆に、製品の魅力を過小評価するようなCMを作ったらどうだろうと考えてみると、作り方によっては好感は持てるかもしれませんが、自動車のように高額な物のCMとしてはふさわしくないような気がしました。(企業的考えでは)
現実に起こりえない事を題材にして人を引き付けるためには、起こりえないものを作る事ができるという前提のCGなどを使うのではなく、現実に起こりにくい事を現実として実現させる事だと思います。
そういうものを目にした時、人は驚いたり、ニヤリとしたりするわけです。
ビル・ゲイツの顔にパイが当たった瞬間、皆さんも驚き、ニヤリとしたずです。
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