
デザインの中に商品写真を使用する場合、写真の美しさは最も重要です。
インターネットオークションでも、写真の美しさによって、商品が売れるか売れないかを左右するわけで、信頼感を掴み取るためにも美しい写真は絶対条件です。
もちろんプロのカメラマンに撮ってもらうのが一番良いのですが、経費など大人の事情により、なかなかそうはいかない場合もあります。
そこで、自分で美しい商品写真を撮るためには、どのようにしたらよいのでしょうか…
間違えてはならないのが、美しい写真には必ずしも解像度が必要と言うわけではありません。
いくら写真のサイズが大きくても、色が濁っていたり、ぼやけている写真では意味がないからです。
印刷して大きく写真を使用する場合を除いては、1000万画素なんて全く必要ありません。
少なくとも私は、デジカメを購入する際に1000万画素とか1200万画素を売りにされても、全く魅力を感じません。
美しい写真を撮るために私が一番ほしいのは、たくさん光を集められる大きなレンズです。
携帯電話の電子的なカメラ機能がいくら発展しようとも、大きなレンズを付けなければ、物理的に綺麗な写真は撮れっこないのです。
そんな事を言うと、結局のところ一眼レフが一番いいわけですが、いざ購入するとなるとさすがに勇気がいります。
そこで、携帯電話は論外ですが、コンパクトデジタルカメラで綺麗な商品写真を撮るために、私が実践している事をいくつか挙げてみます。
その1
外で撮影する。または室内をできるだけ明るくする。ただし直接強力な光が当たるのはNGで、トレーシングペーパーなどで、やわらかい光にします。
その2
商品の像が歪まないように、接写はしない。少し離れて撮影し、後で切り抜きがBEST。後からいくらでも切り抜けるので、空間を多めにとっておきましょう。
その3
マニュアルモードにして、シャッター速度を遅めに設定する。(ただし手持ちで撮影する場合は、ぶれてしまい、よけい汚くなる場合もあり)
その4
三脚を使って、カメラを固定する。くっきり、鮮明な写真を撮るためには当たり前のことですが。
その5
シャッターを押す時にカメラがぶれないように、セルフタイマーでシャッターを切る。
その6
あとはフォトショップの力を借りるしかないでしょ。
という感じです。
写真が汚いと、例えすばらしい商品とすばらしい説明文であっても、ユーザーには信用されませんからね。
ほんと、写真は大事です。