
あけましておめでとうございます。
と言っても日付はすでに7日ですが…
2015年はいろいろとありましたが、2016年もどうやら大変な年になりそうです。
もしも願いが叶うならば、もう少し体力がほしいところですね。
体力といっても、単なる持久力のようなものではなく、生物本来の生命力のようなものです。
3日間徹夜で仕事をした後にそのまま遊びに行けるような、メラメラとした生命感溢れる若きパワーのようなもの…がほしいです。
さてさて、お正月は長崎に帰省したのですが、その時のことを少し書いておこうと思います。
年末に父から、『コンテッサ』という車を買ったと連絡がありました。
コンテッサ?…聞いたことが無いなぁ、と思いつつ、年始に実家へ帰省して実物を確認。
まぁそんなことだろうとは思っていたのですが、コテコテの旧車でした。
1964年ごろに生産された日野自動車唯一の乗用車です。

今は絶賛レストア中で、もうじきナンバーが取得できそうとのこと。
ひとまず街を楽しく乗り回しながら、塗装やパーツ類を少しずつ綺麗にしていく予定らしく、本人もなんだか楽しそう。

僕の記憶にある限りでも、ホンダS800、トヨタS800、ワーゲンビートル、ワーゲンバス、オースチン・ミニ・カントリーマン、オースチン・ミニ・バン、初代サニー、シトロエン2CV、スバル360など、わざとでしょ?と言いたくなるぐらい、父は実用性の無い車にばかり乗っているけど、今回の車は車内スペースが広くて多少は便利に使えそうです。

とはいえ、駆動方式はRRに3速MT、排気量は1500ccでたったの55馬力、ヘッドレストやハザードや、もちろんエアバッグやABSなどの乗員を守る装置は皆無、これ大丈夫なのかな…

でも、僕もそんな父の影響は少なからず受けているっぽい。
運転免許取得後、はじめて路上運転したのは、父に借りたロータス・スーパーセブン(バーキンセブン)だったけど、車本来の楽しさとかいうフワフワしたイメージを具現化したような車で、心底楽しかったりしたわけです。
そのような経験を小さいころからさせてもらっていたので、多少不便でも楽しさを優先させるという精神が体の芯まで染み込んでいるように思います。

もちろんいろいろな事情で難しいところもあるけど、可能な限りはせめてMT車には乗りたいし、できればミニバンのような便利さよりも、クーペのようにフォルムを重視したいという思いはずっと変わりません。
そしてそれは車に対してだけの思いというわけでは無いので、いろいろと苦労することも多いのですが…

相変わらずの父の姿を見て、そんなことを改めて考えさせてもらった正月の帰省でした。
というわけで、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
どなたか存じませんが、わざわざご挨拶いただき、ありがとうございます。