個人的には、1990年から92年にかけては、テレビアニメーションの黄金期でした。
何をもって黄金期とするかは、いろいろな考え方があると思うのですが、私の人生に影響を与えたアニメがどれだけ放送されていたかという、かなり個人的な感覚のみでの結論です。
それに対して、統計に基づく客観的な意見はどうかと言うと、テレビアニメーションの人気は、毎年のように右肩上がりで上昇し続けているという人もいれば、いやいや、年々下降し続けているという人もいます。
それぞれ統計の算出方法が異なっていたりもするので、何を基準に人気度を計測すればよいのかは、一概になんとも言えないということです。
例えば、以下の記事によると、アニメの人気は年々増加し続けているということになっています。
テレビアニメがこの50年間で何作品放送されたか年ごとにまとめたムービー - GIGAZINE
また、以下の記事によると、アニメの人気は年々減少し続けているということになっています。
視聴率から振り返る「テレビアニメ」の歴史 | ビデオリサーチ
GIGAZINEで紹介されている統計では、放送されているアニメの作品数で算出しているのに対して、ビデオリサーチの統計では、放送枠を基準に算出されています。
GIGAZINEの肩を持つわけではないのですが、放送中のアニメ作品の本数のほうが、人気の基準としては相応しい気がしなくもないですね。
ただ、私の個人的感覚では、あくまでもアニメの黄金期は1990年から92年なのです!
試しに、上記の2つの記事にあるグラフを重ねてみましょう。
ここでは数字は無視して、グラフの推移のみに着目します。
もちろんそれぞれの折れ線グラフが交差するかたちとなるのですが、90年から92年にかけては、どちらのグラフの推移も比較的高い状態となっていますね。
客観的な統計からみても、90年から92年がアニメの黄金期だという考えは、的外れではない気がします。
前置きが長くなりましたが、そんなアニメの黄金期である、1990年の人気アニメソングベスト30を、少しばかり懐古してみようと思います。
どうして突然そのようなことをする気になったのかというと、本棚を整理していたら、「Sing Songs」というタイトルのアニメージュの付録が出てきたからです。
これは、年間の人気アニメソングのランキングや、新作アニメソングなどを網羅した、年に一度のアニメージュ読者のお楽しみなのです。
アニメ黄金期である1990年版の表紙は、この年に放送開始された人気アニメ「ふしぎの海のナディア」です。
ページをめくってみると、まずは最新のヒット曲が掲載されています。
投票期間の関係で、ランキングには入らなかった人気アニメソングが冊子の前半を占めていて、表紙にもなっているナディアの「Blue Water」も、最新ヒット曲としてランキング以外のページに掲載されています。
後半部分のページはガンダム特集になっていて、テレビ版や劇場版の主題歌がズラリと掲載されています。
さらに裏表紙は、ガンダムのLDとビデオ(時代を感じるなぁ)の広告欄となっています。
とにかくガンダムの人気が凄まじかった時代でもあったわけですが、ランキングにも影響しているでしょうか。
ちなみにこのランキングは、アニメージュの読者のみの投票によって決定しているので、一般的な視聴者の感覚からすると、多少のズレはあるかもしれません。
OVAの主題歌がランクインしてたりするところから見ても、それなりにアニメ好きな人達によるランキングの色合いが濃そうです。
また、アニメとアニメソングの人気は、ある程度比例するので、当時のアニメソングについて語ることで、黄金期に人気だったアニメについても見えてくるはずです。
それでは、1990年の人気アニメソングベスト30を見ていきましょう。
1位 やさしさに包まれたなら
荒井由実が歌う、「魔女の宅急便」の挿入歌。
ナウシカ、ラピュタ、トトロ、ほたるの墓が金曜ロードショーで放送され、ジブリ人気が巻き起こっていた時に発表された新作が「魔女の宅急便」でした。
なので、劇場アニメの挿入歌でありながら、ランキング1位になるというのもうなずけます。
さすがはジブリアニメといった感じです。
2位 RUNNING TO HORIZON
小室哲哉が歌う、「シティーハンター3」のオープニングテーマ。
シティーハンター2まではTMネットワークでの楽曲だったのに、3では小室哲哉がひとりで歌っているという、ちょっと珍しい曲です。
当時、作詞の小室みつ子は、小室哲哉の姉だと本気で思っていました。
3位 ミラクルガール
永井真理子が歌う、「YAWARA!」のオープニングテーマ。
個人的には、YAWARA!のテーマソングには名曲ばかりが揃っていると思っています。
特にエンディングテーマに採用されていた、姫乃樹リカの「スタンド・バイ・ミー」、辛島美登里の「笑顔を探して」、原由子の「少女時代」、LAZY LOU's BOOGIEの「いつもそこに君がいた」の4曲は、青春の1ページを感じさせるような珠玉の名曲です。
4位 SHINING SOUL
清水咲斗子が歌う、「天空戦記シュラト」のオープニングテーマ。
バンダイのプラモが先行販売されていたので、初回放送の時は、かなり期待してオープニングテーマをみた記憶があります。
シャクティを装着するという設定は、聖闘士星矢の影響があったと思われるのですが、シュラトはインドの神々をテーマとしていて、独特の世界観を作り上げていたアニメでした。
インドラを倒した時点で最終回を迎えていれば、かなりハイレベルなアニメーションという印象だったのですが、不動明王アカラナータの登場あたりから作画に手抜き感が現れ、最終回までのラスト数話にいたっては、あきらかに制作が間に合わず、キャラが動かない紙芝居状態での放送になっていたのが、子供心ながらに残念に思っていました。
5位 そのままの君でいて
仁藤優子が歌う、「機動警察パトレイバー」のオープニングテーマ。
当時のアイドルシンガーの中では、歌唱力はかなり高めだと思います。
それまでのロボットアニメとは違い、現実味のある近未来の設定が魅力のアニメでした。
イングラムのプラモデルも人気があって、関節部分のゴムパーツに萌えました。
6位 STEP
A・CHI-A・CHIが歌う、「魔神英雄伝ワタル」のオープニングテーマ。
曲の前半では清清しい青空と仲間達との楽しいひとときを描きながら、後半で曲調が変わるのと同時にロボットの戦闘シーンになるという流れで、見ごたえのある作画です。
創界山という階層に分かれた山の設定がおもしろくて、芦田豊雄によるキャクターデザインも光っていました。
ギミックのあるプラモデルのコレクションも含めて、個人的には結構ハマったアニメでした。
7位 STILL LOVE HER
TMネットワークが歌う、「シティハンター2」のエンディングテーマ。
アニメ本編のラスト部分から、シームレスに曲のイントロへ入っていく編集方法は、ラストシーンの余韻を残す効果がありました。
その後、この手法は、サイバーフォーミュラなどのいくつかのアニメでも採用されていて、やはりその効果は実感できました。
ただ、当時はテレビのスピーカーから直接ラジカセで録音していたので、曲のイントロ部分にリョウとカオリの会話が入ってしまうという大問題もありました。
8位 サムライハート
森口博子が歌う、「鎧伝サムライトルーパー」の2代目オープニングテーマ。
個人的には、初代オープニングテーマで、浦西真理子が歌う「スターダストアイズ」のほうが好きでした。
主人公が白い鎧を纏うまでは、なかなかおもしろい展開だったのですが、その後は全く興味が無くなってしまったため、どちらかというと印象の薄いアニメです。
ただ、いわゆる美少年もののアニメだったので、女性向けの同人漫画がたくさんあったという印象だけは残っています。
9位 夢を信じて
徳永英明が歌う、「ドラゴンクエスト」のエンディングテーマ。
アニメのドラクエの世界観に完璧にマッチしている楽曲でした。
この曲を聴くと、アベル達の冒険の日々のエピソードが蘇ってきて、ノスタルジックな気持ちにさせられます。
モコモコが死んでしまった時は泣きましたね。
10位 じゃじゃ馬にさせないで
西尾えつ子が歌う、「らんま1/2」のオープニングテーマ。
らんまに登場するキャラクター達が走る姿を、延々と見ることができる、なんともシュールなオープニングテーマでした。
水をかけると女性になり、お湯をかけると男性になるという設定が斬新で、アニメがスタートする前から漫画も人気がありました。
個人的にはシャンプーが好きですが、他にも個性的なキャラが続々登場するところは、うる星やつらにも共通しそうです。
今でも根強いファンが多いアニメだと思います。
11位 砂塵の迷図
清水咲斗子が歌う、「天空戦記シュラト」のエンディングテーマ。
インドの神々をテーマにしたアニメにマッチした、ちょっと不思議な雰囲気を醸し出した曲調です。
リアルに描かれたイラストを、曲に合わせてスライドさせる手法は、ムサシロードなどでも使われていました。
12位 Truth
清水咲斗子が歌う、「天空戦記シュラト」の2代目オープニングテーマ。
2クール目で主題歌が新しくなったのは良いのですが、初代オープニングテーマの作画がほぼ使いまわされていたことに、残念感がありました。
シュラトは、最後まで制作スケジュールに無理があったような気がするので、仕方が無いですね。
初代オープニングテーマ同様、気合の入った女性ボーカルが魅力です。
13位 CHA-LA HEAD-CHA-LA
影山ヒロノブが歌う、「ドラゴンボールZ」のオープニングテーマ。
超気合の入った人が歌っているなぁという印象が強かったです。
めったに弟子をとらない亀仙人が、エロ本を持ってきたクリリンをすぐに弟子にするなど、初期の頃のギャグアニメな要素もおもしろかったのですが、人造人間などが登場する、後期のバトル要素の強い部分もおもしろかったです。
世界中で愛されるアニメなので、今さら何も言う必要は無いですね。
14位 光の戦士たち
鈴木けんじが歌う、「魔動王グランゾート」のオープニングテーマ。
ワタルと比べると印象は薄くなってしまいますが、今は亡き芦田豊雄のキャラクターデザインは、相変わらず光り輝いています。
ワタル、ヒミコ、シバラクなどと被るキャラが登場し、やはりワタルの絶大な人気と影響力を感じさせられます。
15位 EQUAL ロマンス
CoCoが歌う、「らんま1/2」の2代目エンディングテーマ。
アニメのために作られた楽曲ではないと思うのですが、乱馬とあかねの素直になれない関係性が歌詞の中に感じられる、CoCoのデビュー曲です。
らんま1/2では、正体が良牙だとは知らずに、子豚のPちゃんとあかねが一緒にお風呂に入るというお色気シーンが数多くありましたが、現在のアニメである「名探偵コナン」でも、正体が新一だとは知らずに、コナン君と蘭ねーちゃんが一緒にお風呂に入るシーンがあります。
このように、本当の正体を知らないままに一緒にお風呂に入ってしまうというドキドキ設定は、今も昔も永遠に変わることの無い、定番お色気シーンのような気がします。
16位 SOLDIER DREAM
影山ヒロノブ & BROADWAYが歌う、「聖闘士星矢」の2代目オープニングテーマ。
初代オープニングテーマに続き、星矢の熱血パワーが溢れてくるような力強い歌です。
作品自体も、名作としか言いようが無いアニメでしたね。
美少年系アニメを流行らせた元祖であるという功績も大きいのですが、当時は用語すら無かった「ツンデレ」や「男の娘」を極めたキャラまですでに出揃っていました。
もちろんシャイナさんとシュンのことですが、シャイナさんにいたっては、アニメ史上最強のツンデレキャラでしょう。
なぜなら、星矢のストーカーとなって命を狙い続けるくせに、実は星矢を愛してしまい、星矢の命を救うために死んでしまうという、究極のキングオブツンデレです。
しかも怖ろしい顔の仮面が割れると、素顔はマリンさん以上の美少女という、ほんとに魅力的なツンデレキャラでした。
17位 ルージュの伝言
荒井由実が歌う、「魔女の宅急便」の挿入歌。
2曲ともランキングに入るということで、ジブリの人気っぷりがうかがえます。
デジタル技術の発達した現在では、必ずしもそうではありませんが、当時のアナログ作業でのアニメ制作においては、ジブリの作画のクオリティはダントツでした。
18位 セイラ
FENCE OF DEFENCEが歌う、「シティーハンター2」の2代目オープニングテーマ。
小比類巻かほるが歌っていた、初代シティーハンターのOP「City Hunter〜愛よ消えないで〜」から数えて4曲目のオープニングテーマとなりますが、どれもシティーハンターの世界観をよくあらわした、都会的で大人の雰囲気の曲ばかりです。
テーマソングの入れ替わりが多めのアニメでしたが、どれも名曲でした。
19位 瞳の中のファーラウェイ
長山洋子が歌う、劇場アニメ「ファイブスターストーリーズ」のオープニングテーマ。
ここでも劇場アニメがランクインしていますが、これは漫画の圧倒的な人気のおかげだと思います。
すでに歴史年表が公開されていて、それに沿ってストーリーが展開していくという原作漫画のアイディアは、斬新なものでした。
うまいのかヘタなのかよくわからない独特の絵柄でしたが、ミラージュ騎士団のカッコイイ描かれ方には魅了されました!
20位 MIDNIGHT BLUE
KISSME QUICKが歌う、「機動警察パトレイバー」のエンディングテーマ。
ハスキーボイスの男性ボーカルで、まっすぐで突き抜けるような爽快感のある曲です。
わざわざ難解で陰湿なストーリー設定にすることを信念にしている押井守作品らしくなく、スマートでわかりやすいところはパトレイバーの良さです。
そんな明るいアニメ作品にピッタリの、気持ちのいい曲です。
21位 アクティブ・ハート
酒井法子が歌う、「トップをねらえ!」のオープニングテーマ。
劇場アニメよりもさらにマニアックな、OVA作品がランクインしています。
集計期間の関係で、今回はランキングされていませんが、「ふしぎの海のナディア」の人気もあって、ガイナックス作品に注目が集まったことも、ランキングの大きな要因になっているような気がします。
22位 反逆の戦士 〜リュウドルクのテーマ〜
弘妃由実が歌う、「獣神ライガー」の2代目エンディングテーマ。
新日本プロレスの人気レスラー「獣神サンダー・ライガー」を誕生させたことからも、アニメの人気度が高かったことが想像できます。
23位 悪魔くん
こおろぎ'73、WILD CAT'Sが歌う、「悪魔くん」のオープニングテーマ。
歌い始めの「エロイムエッサイム エロイムエッサイム」という部分が印象的すぎて、その後の歌詞を全く覚えていない曲です。
アニメの設定は、人間と妖怪が仲良く暮らすという、鬼太郎とかなり近いものなのですが、鬼太郎が日本の妖怪なのに対して、悪魔くんは西洋の妖怪達がキャラクターになっていました。
24位 トップをねらえ! 〜Fly high〜
日高のり子・佐久間レイが歌う、「トップをねらえ!」の挿入歌。
当時人気のあった声優コンビが歌う挿入歌で、オープニングテーマとともに見事にランクインするという、人気のOVA作品です。
今も昔も、ガイナックス恐るべし!
25位 ド・ン・マ・イ 来々少年
西尾えつ子が歌う、「らんま1/2熱湯編」のエンディングテーマ。
歌も作画もこれといった特長の無いエンディングテーマでしたが、当時のエンディングテーマの役割は、あまり自己主張することなく文字情報を見せるという傾向があったようにも思います。
26位 Mother(for the EARTHIAN)
MILK(Ritsuko)が歌う、「アーシアン2」のオープニングテーマ。
このアニメは、タイトルを聞いたことがあるだけで、内容などは全く印象に残っていないのですが・・・
アニメージュ読者には、なぜか人気があったのでしょう。
27位 いつか空に届いて
椎名恵が歌う、「ガンダム0080 ポケットの中の戦争」の主題歌。
当時は、88年に「逆襲のシャア」、91年に「カンダムF91」と、劇場版のガンダム作品が多かった印象です。
89年発売のOVA作品である、「0080 ポケットの中の戦争」がランクインということで、もちろんガンダム人気は健在でした。
アニメージュではなく、月刊ニュータイプでの投票だったら、順位はかなり変わっていたかもしれません。
28位 夢旅人
影山ヒロノブ & BROADWAYが歌う、「聖闘士星矢」の2代目エンディングテーマ。
ちょっと曲調が暗いということもあり、個人的には初代エンディングテーマの「永遠ブルー」のほうが好きです。
漫画版のクロスは、頭部がカチューシャのようなタイプだったのに、アニメ版はヘルメットタイプになっていて、最初はとても違和感がありました。
ところがすぐに見慣れてしまい、むしろアニメのキャラクーターデザインの方がかっこよく思えてくるから不思議です。
29位 夢冒険
酒井法子が歌う、「アニメ三銃士」のオープニングテーマ。
まさにアニメ三銃士にぴったりの歌で、毎週このオープニングテーマを聴くのが楽しみでした。
当時はアニメの主題歌をアイドルが歌うことも多く、後番組の「青いブリンク」でも南野陽子が歌っていますが、意外とアニメの曲にマッチしていると思っています。
このランキングの発表時では、「アニメ三銃士」は1年前に最終回を迎え、「青いブリンク」も最終回を迎え、「ふしぎの海のナディア」が放送されているタイミングですが、それでもこの曲がランキングに入ってくるということは、アニメがおもしろすぎたのか、のりピーの人気がすごかったのか、どちらでしょうか。
30位 テレポーテーション 〜恋の未確認〜
橋本潮が歌う、「エスパー魔美」のオープニングテーマ。
当時の子供にとっては「マジックで Wanted My Boy Friend」の英語の部分が難しく、「マジックで なんてったって ドリーミング」などと適当に歌っていました。
橋本潮は、ドラゴンボールのエンディングテーマ「ロマンティックあげるよ」など、たくさんのアニメソングを歌っていて、透明感のあるキュートな歌声が特徴的でしたね。
アニメの設定では、誰よりも野球が好きだけど、誰よりも野球が下手な高畑さんが、三枚目キャラだけど、とてもかっこよく描かれていたのが印象的で、それまでのスマートなヒーロー像とは全く違うヒーロー感を醸し出していました。
最終回で、フランスに行くお父さんを見送った後、魔美と高畑さんが上空で朝日を見るシーンは感動的でした。
また、時々画家のお父さんが、魔美をモデルにして描く天使シリーズは、テレビ画面に目が釘付けになっていました。
以上、アニメージュの付録「Sing Songs」による、1990年のアニメソングソングベスト30を、個人的な視点で振り返ってみました。
ベスト30の中に、「シティーハンター」「天空戦記シュラト」「らんま1/2」は、それぞれ3曲もランクインするという快挙を成し遂げています。
また、「魔女の宅急便」「機動警察パトレイバー」「聖闘士星矢」「トップをねらえ!」は、それぞれ2曲ずつランクインしています。
私が考えるアニメ黄金期のアニメソングは、やはり名曲ばかりが揃っている感じです。
現在は、新作アニメの本数が半端無く多すぎて、逆に印象に残るようなアニメが少なくなってしまった気がします。
新作アニメの本数を少し減らしても構わないので、できれば、あの頃のアニメを順番に再放送してほしいという気持ちにさえなってきます。
そして、現在のアニメのビジネスモデルとは大きく異なり、健全な時間帯のみで放送されていた昭和アニメの奥深さを、ぜひ多くの人達にも感じてもらいたいものです。
特に平成生まれの君に。
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