2013年02月16日

つくっとサガ アワード2012へ行ってきました。

アバンセ入り口前の看板

昨日(15日)は、佐賀市のアバンセホールで開催された「つくっとサガ アワード2012」へ出席してきました。

今年で2回目となる「つくっとサガ アワード」とは、佐賀県のクリエイティブ産業の活性化を目的として運営されている「創人saga(つくっとサガ)」が年に一回行なうデジタルコンテンツコンテストです。
近年の佐賀県は、デジタルコンテンツ産業の推進事業に力を入れているらしく、県内のクリエイターが実力をアピールする場として、アワードの開催は大きな役割を果たしているようです。

私は、現在は佐賀県民なので気を使わずに言いますが、佐賀県はズバリ田舎です!チョーINAKAです!
ただ、デジタル技術やインフラが発達した現在では、都会と田舎、日本と世界などのように、地域における垣根が薄まりつつあるように思います。
つまり、佐賀県からでも、世界をあっと言わせるコンテンツを発表できる可能性は十分あります。
そんなわけなので、今後も佐賀県には、デジタルコンテンツ産業の拡大に力を入れ、がんばってもらわないといけませんねー!


さて、話を昨日のアワードに戻します。
メインステージ

開会式の後には、チームラボ代表の猪子寿之氏による基調講演が行なわれました。
チームラボによる過去の作例は、情熱大陸で見てはいたのですが、やはり見ごたえがあります。
その他、文化的な側面から見えてくる日本人の特殊性のお話などもあり、参考例にドラクエやマリオが出てくるあたりは、76世代らしさを感じさせました。
講演の進行自体はGDGDな感もありましたが、内容はとても興味深いものでした。

次に、アワード入賞者によるプレゼンテーションが順次行なわれました。
個人的に共感できる部分やできない部分などいろいろありましたが、プレゼンテーターそれぞれの個性が出ていて、どれもよかったと思います。
最後にグランプリが発表され、表彰式が行なわれて、式典は無事に終了しました。

その後、近くのホテルで開催された交流会へも参加させていただきました。
実は、この交流会への参加というのは、私にとって未知の扉を開く鍵になってくれるのではないかと期待していたのです。
私は鳥栖市というところに住んでいるのですが、これが地理的には交通の要所となる場所でして、佐賀市へ行くよりも、福岡市や筑後地方へ行くほうが近いという絶妙な土地柄なのです。
そういうこともあってか、私のクライアントはほとんどが福岡に集中しています。
さらに真実を言ってしまうと、佐賀市周辺に知り合いはひとりもいないのです。
佐賀県民でありながらも、近いようでとても遠い未知なる場所、それが佐賀市・・・といった印象でした。
なので、この交流会を通じて、友達100人とまではいかないまでも、佐賀市周辺のクリエイター仲間が何人かできるといいなー・・・と思って、なにがなんでも出席することにしたわけです。
交流会

交流会が始まると、私の人見知りな性格が顔を出してしまい、孤独でクールな一匹狼を演じていたわけですが、それでもやさしく声をかけてきてくれた方々や、こちらから思い切って声をかけてみた方々と名刺交換やお話をさせていただき、最終的には多くの方々と顔見知りになることができました。
交流会への参加は、本当によかったと思います。

県がこのような事業に積極的に取り組み、ワークショップやイベントを開催して、クリエイターの育成やつながりを支援してくれるのはうれしいことですね。
全国的にも、ここまで目に見える活動を行なっている都道府県は少ないのではないでしょうか。
なにはともあれ、次回のアワードが、今から楽しみになってきました。


あと、ちょっとしたお知らせです。
今回のアワードに、クリエイティブ作例部門として出品した「筑後萌」のイラストが、アバンセギャラリーにて、2月21日まで展示されています。
筑後萌作品
お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。
posted by a2me at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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