佐賀県の神埼町に、九年庵という紅葉のスポットがあります。
九年庵は、明治時代の実業家だった伊丹弥太郎の邸宅で、9年の歳月をかけて庭園を完成させたことが名前の由来だそうです。
邸宅自体にも価値があるようですが、紅葉の時期の庭園の美しさこそが、九年庵の最大の見所のようです。
ところが、敷地内が一般公開されるのは、今年は11月15日〜11月23日の9日間のみで、はたして紅葉の見ごろがその期間中にあてはまるのかという不安はありながらも、なにはさておき写真を撮りに行ってきました。
神崎町へ向かう並木道は、まだまだ紅葉しているといえるレベルにはほど遠く、少し不安がよぎります。
九年庵への入場整理券を配布している本部広場に着きました。
出店がたくさん出ていて賑やかなお祭りムードです。
さて、入場料の300円を払い、いよいよ九年庵の敷地内へ足を踏み入れました。
これがウワサの葦葺屋根の邸宅ですね。
うーむ、心配していた通り・・・残念ながら、もみじはまだまだ緑でした。
赤く色づき始めている部分もあるにはあるのですが、まだ時期が少し早いようです。
それにしても、平日にもかかわらず人が多すぎです。
紅葉の見頃は時期はずれでしたが、地面に生えている苔は見事な美しさでした。
九年庵を出て、すぐ上にある仁比山神社へ行ってみましたが、こちらも紅葉の見ごろはもう少し先のようです。
ただ、このもみじ達が全て赤や黄に染まったら、とても素敵な景観だろうと十分想像はできます。
そんなわけで、紅葉を撮ることができずにションボリして帰宅すると、近所の猫が軽やかなステップで近づいてきて、「アタシを撮れば。」と言うではありませんか。
普段は挨拶を交わす程度の関係なのですが、紅葉を撮れなかった悔しさもあり、少しだけ撮ってあげることにしました。
私:「はいはい、こっち向いてー」
猫:「ねぇねぇ、遊んでくれないの?」
私:「ごめんごめん、よしよし・・・」
猫:ペロペロ・・・
私:「あのぉ〜、そろそろ飽きたから帰ります・・・」
猫:「ゴロニャーゴ!?」
というわけで、紅葉を撮るつもりが、近所の猫を撮って終わった1日でした。
これはこれで癒されましたけどね。
九年庵の紅葉を見てみようと思っている方は、今年はできるだけ遅めに行ったほうがいいかもしれません。
また、すぐ近くの仁比山神社もかなりの紅葉スポットであることがわかりました。
こちらは公開期間などは関係無く、いつでも見学に行くことができるため、紅葉のタイミングを見計らってからもう一度行ってみようと思います。
すぐ近くにこんな紅葉スポットがあったとは。
灯台下暗しとはこのことです。
庭園をつくって 茶でも しばきたいな とおもう今日この頃ですが、
自分が庭園なんぞ つくったら 草ぼーぼー なんだろうな・・・
先ほどライブカメラで見たらまだ全然紅葉してませんでしたけど...
見ごろの時期にちょうど写真を撮りに行けたらいいなぁと思って
待ちわびているのですが・・・
*猫さんかわいいですね。
最近我家の玄関先にたまに近所の野良猫?がきているみたいです。
近づくとすぐに、逃げちゃうんですけどね。。。
めいちゃんの作った庭園なら、いろいろな仕掛けや楽しみが詰まっていそうで興味深々ですね。
私の予想の遥か上を行ってると思うので、草ボーボーでもぜんぜんOKです。
>かがみさん
なるほど、大興善寺いいところですね。
ストリートビュー風のパノラマ写真や、ライブ映像や、住職ブログなど、IT技術バリバリなところもおもしろいですが、それ以上に紅葉とツツジがとても綺麗なところが魅力ですね。
19日からライトアップも始まっているということで、昼と夜の撮り比べもおもしろそうです。
「これは行かなきゃリスト」に入りました。
>cielさん
紅葉の時期、桜の時期・・・自然が決める時期は当てにならないですが、それがまたもどかしくて良いですねw
写真の猫とは、朝と夕方頃に挨拶を交わしているのですが、たまに昼頃に会ったり、別の場所で偶然会ったりすると、とても警戒しています・・・
朝夕の私とは、別人だと思っているのでしょうか?
猫の考える事は、まったく意味不明なのですが、それがまたもどかしくて良いですねw