イベント好きの日本人にとって、みんなで集まってわいわい騒ぐための大義名分・・・それがハロウィンパーティです(ウソウソ)
そんな理由から、私も久留米の某所で開催される、明日のハロウィンイベントに参加することになっているのですが、ここで最大の問題に直面しました。
そう、“何に仮装するか”ということです。
10秒ぐらい悩んだあげく、「バーソロミュー・くま」に決定しました。
「バーソロミュー・くま」とは、漫画(アニメにもなっている)の「ONE PEACE」に登場するキャラクターで、「王下七武海」と呼ばれる7人の大海賊のひとりです。
そんな「バーソロミュー・くま」の衣装が近所のお店に売っているはずがないので、自作することにしたのですが、これがなかなか苦労しました。
そこで、くまのコスチュームを作りたいと考えている人にとっては何かの参考になるかもしれないので、衣装作りの様子をレポートしてみたいと思います。
まず、「バーソロミュー・くま」の骨格は、通常の人間とは全く異なります。
これをどのように再現すればよいのかという問題ですが、くまと人間のシルエットを重ねてみると・・・
なんとか実現できそうな気がしてきます。
上半身は大きいサイズの服にして、下半身は子供サイズのズボンにすれば、くまの骨格に近づきそうです。
帽子やクマ耳やパーマのロン毛も、なんとかなりそうな感じです。
できるだけ低予算で作りたいという思いもあるため、とりあえず近所の「ファッションセンターしまむら」に行き、そこで、それらしい服とズボンを購入しました。
次に、小物を探すために100円ショップに行き、そこでニット帽とウサギ耳のカチューシャとアクリル塗料(白)を購入しました。
かかった予算としては
・4Lサイズの黒い服・・・1500円
・120cmの子供用ズボン・・・500円
・グレーのニット帽・・・100円
・ウサギ耳のカチューシャ・・・100円
・アクリル塗料・・・100円
で、合計2300円です。
これ以外にも、手持ちの材料や工具を使っているので、実際にはもう少しかかるということになると思います。
それでは、さっそく工作を開始します。
服の制作
まずは黒い服に白いラインを入れなければなりません。
塗料がはみ出さないように、しっかりとマスキングして、その内側を塗っていきます。
ちなみにマスキングテープは、糊残りしない3Mのものを愛用しています。
マスキングが完了したら、その内側を塗っていきます。
私が普段使っている塗料は高価なため、今回は使いたいたくないので、100円ショップでアクリル塗料を購入したわけですが・・・
100円ショップの塗料は、布に塗るには役不足かもしれません。
というのも、布のように塗面がやわらかいものに対しては、アクリル分が少ない塗料だと、ひび割れや剥離を起してしまいます。
そこで、アクリル分の多いメディウム(つや消し)を、塗料に対して3分の1程混合してみることにしました。
平筆でサクサクと塗っていって、肉球マークはフリーハンドで描いていきました。
背中にもラインを描けば、服の完成です。
帽子の制作
帽子の制作では、クマ耳と髪の毛を作らなければなりません。
まず、購入しておいたウサギの耳の上の部分を使ってクマの耳にします。
耳の中に、食器洗い用スポンジを切り抜いたものを入れて型崩れしないようにしておきます。
モジャモジャの髪の毛の作り方ですが、使わなくなったVHSビデオテープの磁気テープを利用しようと思います。
ビデオテープのケースを分解して、中からテープを取り出し、それを適度な長さに切りながら束ねていきます。
そのままだとサラサラヘアーなので、手でぐちゃぐちゃにテープを丸めて、パーマがかかったような感じにすれば出来上がりです。
ちなみに、ビデオテープに何が録画されていたかは、本編とは関係が無いので書かないこととします。
最後に、髪の毛をニット帽に縫い合わせて、クマ耳も取り付けます。
この時の接着には、シリコンコーキング材を使うと、きれいに取り付けられます。
これで帽子の完成です。
それから、服とズボンを接着したほうが、「バーソロミュー・くま」らしいフォルムになるので、服の下の部分とズボンの腰の部分を接着します。
この時も、シリコンコーキング材を使うと、きれいに取り付けられます。
というわけで、やっと完成しました。
明日のハロウィンパーティで、「バーソロミュー・くま」を見かけたら私かもしれないので、その時は、この制作の苦労を感じ取ってやってください。
それが・・・そうでもないのです。
後になって考えてみると、改善点がいくつか見えてきました。
くまっぽくするには、上着はもっと大きなものにするべきでした!
今回の件を参考にして、来年は白ひげになろうと思います。
宜しければa2me様の撮られた画像を会社内の社内報に使わせて頂きたいのですが可能でしょうか?
有田陶器市の記事にも同じ内容で書き込みをしていただいてましたので、そちらのコメント欄で回答させていただきました。
http://yourcolor.seesaa.net/article/149114255.html#comment