2010年07月12日

イラストへの「著作権表示」が悩みの種。

イラストへの著作権表示の事

このブログのお問い合わせフォームから、ご意見・ご感想・ご依頼などを頂く事も多く、本当にありがたい事だと感じています。

つい先日も、お問い合わせフォームから一通のメールが届いていました。
ところが、そのメールには不思議な事が書いてあったのです。
メールの送り主は女性だったのですが、その本文の内容に、ちょっぴりドキッとさせられたので、今日はその事について少し書いてみようと思います。
普段は、お問い合わせ内容を記事にする事は無いのですが、今回の件に関しては、メールを送信いただいた方に真相をお知らせしなければならないという思いもあり、記事として書いてみようと思ったわけなのです。

 


一週間前に、お問い合わせフォームから以下の内容のメールが届いていました。
(本文内に出てくる名称などは、一応伏せさせていただきます)

名前:●●●
email:●●●@yahoo.co.jp
件名:無断転載ではありませんか?

はじめまして、●●●と申します。

チャンスの神様の記事に貼られている画像は以下のサイトから無断転載なさっていますよね?
[リンク先のURL]

無断転載は違法なので(常識中の常識です)今すぐ記事を削除してください。
あと余計なお世話かもしれませんが、チャンスの神様の記事を書きたいなら、あなたは絵を描かれる方のようですし、ご自分でお描きになられたほうがよろしいのではないでしょうか。

挨拶もそこそこに申し訳ございません。
ですが、あの画像の関係者としてはとても不愉快だったものでこのようなメールを送らせて頂いた所存です。
一刻も早い記事の削除をお願い致します。


・・・メールを読んだ時は、内容がすぐに理解できませんでした。
とにかく、かなりご立腹の様子だし、丁寧な言葉使いが「怒ってます感」をさらに強調させているすばらしい文章です。

そこで、リンク先の画像を確認してみると、以下のようなサイトが表示されました。
(原寸大です)
リンク先サイト画像

左上部分に、確かにチャンスの神様のイラストがありますね。
どうやら、私が上記のイラストを、このブログ上に無断転載していて、それは違法行為であり、違法である事は常識中の常識という事らしいです。


え〜っと・・・
これ、私が描いたイラストなんですけど・・・



ちなみに、私が以前の記事「チャンスの神様みぃ〜つけた!」の中で描いたイラストは以下のものです。

チャンスの神様全身像

仮に、もし私がこのイラストを転載しているとしたら、リンク先にある小さな画像を、どのような方法で劣化させずに拡大できたのでしょうか。
また、リンク先の画像には存在しない、下半身部分まで描かれてあるのはなぜでしょうか。
さらに、リンク先のコミュニティ作成日より、私の方が2年も早く記事を書いているのですが・・・
などなど、すでにいくつかの疑問が生じてくるのですが、画像の加工やインターネットの仕組みに詳しくない方であれば気が付かない事かもしれないので、それは善しとしましょう。

とりあえず、ご本人に真相を説明しないといけないので、早急に以下のメールを返信しました。

●●●様

はじめまして、君色少年のa2meです。
ご指摘されていた件ですが、あのイラストは正真正銘私が描いたイラストです。
なので、もちろん巨大なオリジナルのデータも持っていますよ(笑)

以下のリンク先
[リンク先のURL]
の左上の画像の事を言われているのだと思いますが、どうやらこの関係者の方が、私のサイトからイラストを盗用しているようです。
●●●様は状況を把握されていないようなので、別の方が盗用しているとは思いますが、メールを送信する前に、もう少しお調べになられた方がいいのではないかと思いました。

リンク先のイラストの使用権についてですが、特に悪用しているわけではなさそうなので、イラストを使用いただくのは別に構いませんよ。
管理者とお知り合いならば、そのようにお伝え下さい。

メールを拝見した時には内容が理解できずにちょっと驚きました・・・状況をご理解いただければと思います。


このメールを読んでもらえれば、なんとなく状況はご理解いただけるのではないかと思いました。
そして最後に、「はやとちったぁー!」みたいなメールが届いて、この一連のやりとりは一件落着するのかと、なんとなく思っていました。
ところが、一週間経っても何の反応も無いので、私のメールが届いていないのではないかと心配になってきたのです。
メールを確認した上でスルーしているのなら別にいいのですが、メールが届いていないのであれば、いつまでも記事を削除しない私に対して、イライラが増大しているかもしれません。
そこで、ご本人に真相をお伝えできるよう、ひとつのエントリーとして記事を書いてみたというところが、今回の経緯です。


今回の件では、いろんな意味で良い経験をさせてもらったのかもしれません。
私の知らないところで、私の描いたイラストの著作権が誰かのものになっていて、描いた本人に対して盗用の疑いがかけられるなんて、かなりおもしろい出来事です。
漫画の中の世界でしか起こりえないと思っていました。

私はいろいろなところでイラストを描いているので、そのイラストが知らないところで転載されている事はあるかもしれないのですが、悪用さえされていなければ何の問題も無いと思っています。
逆に誰かの気持ちに、何か訴えかけるものがあったという事であれば、うれしいぐらいですよ。
ただ、回りまわって、イラストを描いた本人が、イラストを盗用した人物にさせられてしまうのは困りものです。
まぁ、今回のような出来事はめったにないでしょうけどね。

小学生の頃に、全ての持ち物に名前を書くように先生から言われた記憶があるのですが、誤解を未然に防ぐという意味では、すべてのイラストにも名前を書いとかないといけないのかなぁ・・・
でも、さらっと描いたイラストへ著作権表示を入れるのって、なぜか抵抗があるんですよね・・・
この記事へのコメント
初コメントです。
本人の画像とは知らず抗議メールを送られるとは、、、何とも面白い(失礼)ですね。

しかし、一言謝れば済むのに、抗議しただけで達成感を感じてたのでしょうか…
よく分かりませんが不思議な反応ですね。

私もイラストを描くので著作権に関しては注意しなきゃ、と思いました。
Posted by mutsuking at 2010年07月12日 12:23
> mutsukingさん
コメントありがとうございます。
mutsukingさんとは、今までに何度かお会いした事があるので、実はよく知っているんですよ。(一方的かもしれませんが)
特に、レポのわかりやすいまとめ方は、しゃかりき参考にさせてもらってます。

まぁ、それはさておき・・・
著作権関係は難しいですね。
mutsukingさんは、クリエイティブ・コモンズを活用されていたりと、少なくとも私よりは著作権というものについて深く考えていることと思いますが、今回の件のように、勘違いから生まれてしまう誤解もあるようですから、確実な対策というものは無いように思います。

画像は、公式サイトを一旦離れると、一人歩きしてしまいますからね・・・
なんとも、難しい問題です。
Posted by a2me at 2010年07月12日 18:02
■生兵法は大怪我の基■ですね

まぁ・・・この内容には驚きました。こんなこともあるんですねぇ(><)我が身のことのように、ハラハラしました。

寛大なお心のa2meさんですから、送り主さんは赦しを得られたことでしょうけれど・・☆

送り主の方もきっと、反省されていることでしょう・・・そしてこの一件がこの方にとっても人生の勉強になったのではと思います。

a2meさんの、対応に心があたたかくなりました。私も見習わなければ・・・・☆
Posted by maehara at 2010年07月14日 11:29
> maeharaさん

いえいえ、そんなにたいそうな話ではないのです。
何日もかけて描くような売り物の絵なら別ですが、10分ぐらいで描いた落書きのようなイラストですから、価値とかは0なんです!

> 我が身のことのように、ハラハラしました。
そこまで真剣に考えていただけるとは・・・ありがとうございます。
ただ・・・状況を想像して少し笑ってしまいました・・・すみません。

実は、私もメールを読んだ時は、久しぶりにハラハラしました。
普段はおじいちゃんのように、まったりと生活をしているので(笑)
Posted by a2me at 2010年07月14日 19:48
私はカメラも、イラストも、3Dも趣味にしていて「Canon EFレンズ 50mm F1.8 II」をググっていて、こちらのサイトにたどり着きました。
そこでこの記事を読んでいてビックリしちゃいました。
スゴイ経験でしたね・・
実は私にも・・ちょっと似たような経験があって(こんなにスゴくないですけど)・・
さぞ、驚かれたでしょうね・・
それから「アドビ イラストレーターの3D効果」は参考になりました。
所持していますが、あんな機能があるなんてちっとも知らなかったです。
 
Posted by pumpkin777 at 2014年03月30日 22:52
>pumpkin777さん

はじめまして。
私も最初はビックリしましたが、ネットの世界でのことですので、起こるべくして起こったという感じでしょうか(笑)
みなさん、やはり同じような経験があるのですねぇ。

本格的な3Dソフトを使用されているんですね。
イラストレーターの3D効果では、まったくもって物足りない感じがするかもしれませんが、私のように3Dソフトが苦手な人間にとっては、使いどころもたまにあって便利です。

リアルな人物イラストなどはさすがに不可能ですけど(汗)
Posted by a2me at 2014年04月01日 04:28
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