
年が明けて、すでに10日が経ちましたが、CGなどの納品物が立て込んでいたために、書初めをする事ができない状態でいました。
そこで、遅ればせながら、LEDライトを使って今年の抱負を書いてみようと思いました。
どうしてLEDライトで書く必要があるのかという部分に関しては、自分でもよくわからないのでスルーして下さい。
LEDライトで文字を書く方法としては、よくあるカメラのスローシャッターを利用しています。
スローシャッターとは、一眼レフカメラのシャッター速度を20秒などにマニュアル設定するか、レリーズを使い、シャッターの開閉を自由にコントロールできる状態にし、暗い場所で長時間露光で撮影する方法です。
仕組みとしては、シャッターを開けっぱなしにしている状態で、LEDライトを使って空中に文字を書くと、光の軌道が全て素子に記録され、文字として残るというわけです。
光の軌道を途切れさせたい時には、ライトのスイッチを切るか、手のひらで光を隠せばOKなので、線を描いていく方法は単純なんですよね。
ただし、空中に線を引いていくわけですから、複雑な文字や絵を描こうとした場合は、かなりの空間認識能力が必要になってきます。
私の場合は空間認識能力が無いので、ほとんど福笑い状態になってしまいましたが、誰がやってみても予想以上に難しい事は確かだと思います。
今回使用した道具は、以下のLEDライトです。

これは、先日100円ショップでついつい買ってしまったものですが、LEDが3灯付いたアルミ製ボディのハンディライトの値段が100円とか、ひと昔前ではありえない状況ですよね。
実は5本も買ってしまいました。
使用したカメラは、相変わらず、Canon EOS Kiss X3 です。
モードダイヤルをマニュアルにして、絞りを最高に絞り、シャッター速度を20秒〜30秒で撮影しました。
そして出来上がった今年の抱負が、以下の画像です。








間違いなく必要無いとは思いますが、一応翻訳させていただくと、
「2010年は新しい事にチャレンジする!!(トラの絵)a2me」となっています。
新しい事というのは、すでに頭の中にいくつかあって、1年ぐらい前から、いつかやらなければと考えてはいたのですが、なかなか行動に移す事ができずにいました。
今年は、それらを1つずつ、堅実に実行していってみようと思います。
誰の言葉かは忘れたのですが、「何かをやらなければならない時、それをやり始めた時点で、すでにやるべき事の半分は達成している。」というものがありました。
慎重派な私としては、確かにやり始めるまでが一番時間がかかったり、悩んだり、苦労したりするんですよね。
そして意味も無く部屋の大掃除を始めたりするんです。
今年は、そんな自分の消極的な部分も、少しは変えられるのではないか・・・変えなければならないのではないかと思っています。
本題とは何の関係もありませんが、今回のスローシャッター撮影の実験で描いてみた、練習画像も掲載します。










そして最後にもうひとことだけ。



必要無いとは思いますが、一応翻訳させていただきます。
「今年もよろしくおねがいします 君色少年」
すごくいい!
デジタルだけど、アナログ感というかなんというか。
とても味を感じました。
僕も今度試してみます。
ぜひ、試してみてください。
ひとりで遊んでも楽しかったので、数人で遊ぶと結構盛り上がるかもしれません。
サト研の懇親会に、ぜひ!