2009年04月21日

ジブリ飯のおいしさは写真では伝わらない。

スタジオジブリが描く食べ物

スタジオジブリの作品の中に出てくる料理や食材(通称、ジブリ飯?)がおいしそうに見えるのはなぜか? という議論はいろんな所で繰り広げられています。
でもねぇ、イラストの描写力の問題とか、そういう理由は殆ど関係ないと思うんです。

例えば、以下のような話題を目にします。

ジブリ作品に出てくる食事のシーンの食材は美味しそうに見えるのは何故ですか?

以下は、この質問に対する回答の抜粋です。
映像の技術もすばらしいですが、色使いも上手なので美味しそうに見えるんでしょうね。
実物より特徴となる色がはっきりしているからじゃないでしょうか。
ベーコンの赤みと油でツヤツヤした感じがとてもおいしそうです。
熱するとフライパンに油が出てくるのも芸が細かいですね。
ぶ厚めサイズなのもポイントかも。
実物よりもはるかにボリュームがある感じに描かれているからじゃないですか?

…なるほど、たしかに上記のように、イラストや色彩の技術力の高さもあります。

でも、それよりも大切な事は、食べている人の表情や食べ方、そして場面設定だと思うのです。
ジブリ作品の食事シーンで、食べ物部分にボカシを入れたとしても、十分おいしい食べ物だという事は伝わって来ます。

例えば、プロの写真家が撮った料理の写真でも、心の底からおいしそうに見えるものは少ないぐらいです。
それがアニメーションならなおさらです。
アニメーションのイラストは、罫線といくつかの平面的な色の組み合わせでできているだけなので、料理の色とか大きさだけで“おいしそう感”を表現するのには限界があります。
限界があるなら、その周りの描写で表現するしかなく、それがジブリのごはんをおいしそうに見せている大きな要因だと思います。

まぁ、ジブリ飯がおいしそうに見えるという事実に変わりは無いですし、こんな事を理論的に深く考えること自体、ナンセンスなのかもしれません。


ところで、私が個人的に思う、ジブリ作品の“おいしそうな食べ物”ベスト3は以下のようになっています。

【第3位】千と千尋の神隠しのおにぎり
千尋が元気になるようにのまじないがかかったおにぎりは、涙ながらに食べたいと思いました。

【第2位】耳をすませばの鍋焼きうどん
聖司のおじいちゃん特製の鍋焼きうどんは、冷えた体に温かさが広がる感じでホッとします。
聖司の時もそうだったように、何かを成し遂げた時に作ってくれるプレミア感が、さらに食べてみたいと思わせます。

【第1位】おもひでぽろぽろのきゅうり
山形の田舎で、トシオ(声:ぎばちゃん)がかじる“きゅうり”のみずみずしさに惹かれます。
事前に湧き水で冷やされている映像があって、「コラァー!100円!」があって、昔のポッキーのCMのように、腕を大きく振りながらカリッとかじる…
あの場面はいいですねー!
映像と一緒にきゅうりをかじった事もあります。
やっぱりきゅうりは丸かじりに限りますよ!


というわけで、スタジオジブリの次回作には、どんな魅力的な食べ物が登場するのでしょうか。
今から楽しみです。


タグ:ジブリ
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