まぁ、タイトルの通りなんですけど。
今年は海に行く事も無く夏が終わってしまったので、とりあえず水着の女性を描いておこうかなと。
ブログで表示できる画像の横幅には限界があるので、非常に縦長のイラストにしてみました。
想像で描いた人物のイラストは、描き手の理想の容姿になるなどと言われたりもしますが、果たしてそうなのでしょうか?
確かに嫌いなタイプにはならないでしょうけど、理想というのは、ちょっと飛躍しすぎかもしれませんね。
もしその原理が成り立つとしたら、漫(F)画太郎の理想の女性像とか大変な事になってしまいますよ。
ところで、上記のイラストは、ブラウザーによっては正しく表示されていないかもしれません。
なぜなら、ちょっとしたイタズラが仕掛けてあり、画像として前面に配置してあるのは水着部分だけなのです。
前面の画像には、24bitのアルファチャンネル付きPNG画像を使用しているので、古いバージョンのブラウザーを使用している場合には、うまく表示されない可能性があるというわけです。
ちなみに、前面の画像だけだと以下のような感じです。
背面に配置してある女性のイラストがどのようなものか、気になるという人はいないでしょうけど、なんとなーく気になるという人は、ソースからなんとなーく探してみて下さい。
背景画像として配置してあるだけなので、すぐに見つかるかと思います。
ところで、パソコンでビットマップ(ラスターイメージ)形式のイラストを描く際、皆さんはどうされてますか?
いろいろなペイントソフトが存在し、いろいろな描き方のコツや好みもあり、人によってそれぞれの描画方法があると思います。
また、自己流で描いている人も多いと思います。
私の場合も、誰かに教わったわけではないので自己流ですが、これからパソコンで絵を描こうと思っている人達に、ちょっとでも参考になればと思い、私なりの描き方と機器を簡単にご紹介したいと思います。
【ペイント専用ソフトウェア】
まずは、これがなければ始まりません。
ペイントソフトに関しては、Corelの『Painter』や、SYSTEMAXの『SAI』など、優れものがたくさんありますが、私の場合は定番中の定番、Adobeの『Photoshop』を使用しています。
絵描きさんの中には、Windowsに付属のソフトウェア『ペイント』を駆使して、ハイクオリティなイラストを描く人もいますが、“ドット絵”はともかく、複雑なイラストを描くのには向いていません。
それは私が以前トライした、エクセルでイラストを描くという趣旨に近いものなので、特別なこだわりのある人以外はやめておきましょう。
やはり、パソコンでイラストを描くには、ペイント専用のソフトウェアが必要です。
【周辺機器】
ソフトウェアと並んで必要となるのが『ペンタブレット』です。
これは、例えば『Illustrator』でベクターデータのみを扱うのであれば必要ありませんが(マウスの方が描きやすいので)、『Photoshop』などで、複雑なグラデーションや絵画的な表現など、ラスターデータならではのイラストを描くのであれば必需品です。
ちなみに、私が使用しているのは、WACOMの『Intuos3 PTZ-930』というモデルですが、他にもいろいろなモデルや、いくつかのメーカーが存在しています。
どのモデルがいいのかは何とも言えませんが、ヨドバシカメラにデモ機として展示してあった、液晶画面に直接描くタイプのタブレット『Cintiq』で落書きをした時の驚くべき使い心地は忘れられません。
自分のイメージする線が見事に再現される感じでした。
仕事でガンガン絵を描くのであれば購入してもいいかな?という気持ちにはなりましたが、物が高額なだけに、今のところは必要無いだろうという気持ちです。
また、イラストの基本となる“線”をどのようにして描くかは、好みの分かれるところで、大きく分けると以下の3種類があります。
(1)すべての工程をパソコンを使用して描く
(2)紙に下書きをして、パソコンで清書する
(3)紙に清書をして、データとして使用する
(2)と(3)の場合には、紙に描いたものをパソコン内にデータとして取り込むための『スキャナー』が必要となります。
私個人としては(1)が好みで、ほとんどの場合パソコンの中で直接下書きを描いていきます。
鉛筆やペンの自然なタッチを活かしたイラストにする場合には、紙に描いたものをスキャンし、そのラインをそのままデータとして使用する事もありますが、今回はこの部分の説明は省略しますね。
実際の描く工程は以下のような感じになります。ただし、『Photoshop』と『Intuos3』を使用する事が前提です。
【1.下書き】
描き始めは、白い背景の上に新規レイヤーを作り、細めの線(ブラシ)でいきなり下書きを描いていきます。
たくさんの線が重なってもいいので、とにかく描いたり消したりを繰り返しながら、大雑把な下書きを描いていきます。
明らかにいらない線などを消していくと、徐々に形が現れてきます。
【2.清書】
下書きレイヤーの不透明度を50〜60%にして、その上のレイヤーに清書していきます。
慣れないうちは、線がプルプル震えたりしますが、これはペンタブの独特の使い心地に慣れるしかありません。
清書に関しては、画面を200とか300%に拡大して描いていくのがコツです。
もちろんモニターは大きい方が描きやすいです。
筆圧感知をONにして、線に強弱もつけます。
【3.ベース色】
清書の線画が完成したら、いよいよ色塗りです。
線画の下に、色味や質感の違いごとにレイヤーを作り、それぞれにベースとなる色を塗ります。
ベース色を塗る範囲は、線画を自動選択ツールで指定し、選択範囲をわずかに拡大させる事でGETできます。
イラストの中に描くパーツが多い場合は、この時点で、すでに大量のレイヤーができてしまいますね…
【4.シャドウ・ハイライト】
それぞれのベース色の上にレイヤーを作り、そのベース色に対する“シャドウ”と“ハイライト”を描きます。
今回のイラストの場合、すべてのレイヤーは以下のような感じです。
本来なら、後々色味の調整を行なう事などを考慮して、“シャドウ”と“ハイライト”のレイヤーも分けるべきかもしれませんが、レイヤーの数が増えすぎると頭がパニックになってしまう可能性大なので、そこはバランスをとりましょう。
間違えて、別のレイヤーに一生懸命描き込んでいたなんて事もよくあるので、注意が必要です。
とりあえず、基本的な作業工程はこんな感じだと思います。
もちろん自己流の工程なので、もっと効率のいいやり方があるかもしれませんので、参考程度に。
あとは気合でがんばっちゃって下さい。
ブログ内のイラスト(女性の横顔)をブログの写真に使いたいと思ったのですが、許可をいただきたいと思いメールさせていただきました。
はじめまして。
お問い合わせありがとうございます。
当ページにある女性の画像の使用について、回答させていただきます。
まず、ご了承いただきたいのですが、現状ではご使用いただけません。
理由は、どのようなブログの、どのような箇所に使用されるのかが、現状ではわからないということがあげられます。
極端な話ですが、例えばアダルトサイトのヘッダー画像などに使われてしまった場合、私はとても悲しい気持ちになります。
これは、自己防衛するという意味も含め、自分が著作権を持っている画像は、自分自身で責任を持って管理しなければならないと思っています。
この画像がどうしても必要ということでしたら、まずは、当ブログのプロフィールページにあるお問い合わせフォームから、詳細情報(ブログのURLと使用箇所)を送信していただきたいと思います。
内容を拝見後、使用可能か不可能かにかかわらず、判断結果を返信させていただきます。
使用可能と判断した場合には、使用権に関する細かい条件設定なども、その際に掲載いたします。
上記の理由をご理解いただいた上で、まずはメールフォームにて、詳細情報の提示をお願いいたします。